製本ビエンナーレ入賞の感激/川島久子

製本ビエンナーレ入賞の感激/川島久子

手製本の世界と出会って15年、フランスの国際製本ビエンナーレ展に参加し、7冊目にして初めて入賞というご褒美をいただきました。 今回のテーマは世界的に有名なアルベール カミュの「異邦人」で、母の死後にもかかわらず遊び惚けて、最後には友人のために人を殺害するという残酷な内容で、不条理の認識を追求した作品でした。 師匠の中尾エイコ先生によると、私の作品(写真)は、2色の革の表紙の上に初めての試みであるグラスアートのリード線を使用したことで、インパクトのある装丁になったと言われました。...
Miniature Book Competition 2016優秀賞を受賞

Miniature Book Competition 2016優秀賞を受賞

会員赤井都さんが、Miniature Book Competition 2016で、優秀賞を受賞されました。 「Miniature Book Competition 2016で『月夜のまひる』が受賞しました。 赤井都は、2006、2007年に続く9年ぶり3度目の受賞となります。 ミニチュアブックソサエティ(本拠地アメリカ)は 豆本の面白さを追及し情報交換するため1983年に設立されたNPOで 会員はアメリカ、カナダ、スペイン、フランス、オランダ、日本などにいます。 毎年、国際的な豆本コンペティションを開催しています。」...

記事

身体に「本」を取り戻す。近頃の私の周りの「本」をめぐるいろんなこと。 私は「手で作る本の教室」という製本の教室を始めて、まもなく20年になろうとしている。 「本」をめぐる状況はその間に驚くほど変わった。 そしてこのところ、本について考えることがとても多い。 まとまらないが、そのことを紹介したくて、以下に書いてみた。 1、まちライブラリー 先日、「まちライブラリー」の提唱者、礒井純充さんとお目にかかる機会があった。...
エストニア製本展レポート

エストニア製本展レポート

International Exhibition of Artistic Bookbinding “Scripta manent V” カンファレンスと展覧会オープニングに参加して 中野裕子 2015年2月10日20時20分。成田を出てから約15時間後、ようやく私はエストニア共和国(以下「エストニア」と省略)のタリン空港に到着しました。The Estonian Association of Designer Boookbinders(以下「EADB」と省略)が開催するInternational Exhibition of...
ポルトガル「ビーチの図書館」

ポルトガル「ビーチの図書館」

BIBLIOTECA DE PRAIA ――「ビーチの図書館」 赤井都 ポルトガルで、思いがけないところに本がある美しい読書風景に出会ったのでお知らせしたい。 ポルトガルは、イベリア半島の大西洋側に位置し、スペインと国境を接する。かつて大航海時代の先駆者であったが、現在EU加盟国の中でのGDPは下位で、日本の埼玉県よりやや大きい規模である。主要産業は、地中海性気候を生かした農業、水産業、食品・繊維業、観光。2003年の推計によれば、15歳以上の国民の識字率は93.3%とヨーロッパ諸国の中では低い。...
フランスの製本コンクールで受賞

フランスの製本コンクールで受賞

フランスの製本コンクールで受賞 第12回国際芸術製本ビエンナーレ展2013年9月25日-29日まで、 フランス St Remy-les-Chevreuse(サンレミレシュヴルーズ)で開催 東京製本倶楽部会員の中尾エイコ・中尾あむ・柴田有子を含む5名の作品で 「本のアトリエ・EIKO」が「製本学校部門賞第1位」を受賞しました 中尾エイコ 柴田有子 中尾あむ 詳しくは  http://www.biennales-reliure.org...