猪熊弦一郎のおもちゃ箱「物物」

猪熊弦一郎のおもちゃ箱「物物」

「7日間ブックカバーチャレンジ」というのが、ここのところSNSで流行っています。 一日一冊、本の説明無しで表紙画像を投稿し、都度次の人を指名していくというリレー企画です。 コロナ自粛が続いていてみんなヒマなのか、毎日誰かの本の写真がいくつも。 他人の本棚をのぞいているようで、ちょっと面白い。 単純だけど以外に面白いので、期間限定でもリレーでもありませんが こちらでも投稿しようということになりましたので、よろしくお願いします。...
逆目の本

逆目の本

先日、倶楽部会員の方が、悪い例として本文が逆目の本を作ったと聞き、 うちにある本の中で逆目のものを探してみました。   ご存知のように普通は、縦に紙目が通っているはずですが、 洋書や海外製のノートなんかで逆目のものをちらほら見かけます。 しっかりとナミナミに横ジワができていたりして。 単純に、どっちでも気にしないってことなんでしょうか。 または、紙のロスがもったいないとか…   まさかとは思いますが、 逆目の本はページにしなやかさがなく硬いので、開いた時に平らになるけれど、それを狙っているんだろうか…?...
Books  江戸の古本屋近世書肆のしごと 橋口侯之介著 平凡社

Books  江戸の古本屋近世書肆のしごと 橋口侯之介著 平凡社

Books 江戸の古本屋近世書肆のしごと 橋口侯之介著  平凡社 近世の本屋は、新刊本の版元であるより、むしろ古本の取扱いを経営基盤とした。 多様な史料から、本を商う実態とその本質をとらえる。(版元HPより) 東京製本倶楽部会報71号にもご執筆いただいた「経師の役割」についても加筆されて掲載され、 明治に和本が衰退する問題まで書物に携わる人たちの歴史を堪能できます。 参考:日本の古本屋 メールマガジン記事 https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=4469...

『図書の修理とらの巻』 出版ご案内

図書の修理とらの巻』 出版ご案内 図書館や本に携わる方のための、図書修理技法の手引書 図解を多用して、手作業をわかりやすく解説しています。 出版仕様 A5判 並製本 150ページ程度(16ページフルカラー、残りモノクロ) 2000部(内未綴じ本300部) 予価 1300円(税抜) ★ 未綴じ本価格 定価プラス100円プラス送料 刊行予定日 2017年8月16日 各書店 アマゾンにて販売 ★ 未綴じ本は数量限定販売:お申込みはNPO法人書物研究会へ直接お申し込みください。 0742-35-3471...

「書物と製本術 ルリユール/綴じの文化史」

「書物と製本術 ルリユール/綴じの文化史」 野村悠里著 みすず書房 2017年2月刊 現代の日本で(なくても)フランス流の本格的製本を学ぼうとすると、かなりの設備 を持った教室や個人のアトリエに行く事になる。 そして、当然のように折丁をのこぎりで目引きするだろう。背綴じ紐はその目引きでできた穴に埋め込まれて、ほぼ背は平になるだろう。 しかし、それはア・ラ・グレック(ギリシャ風)であり、この場合のギリシャとは東ロー マ帝国(ビザンチン)の事である。実際のビザンチンでは、背綴じ紐は使われず、...