ミツマタ観察日記(初夏)

和紙の原料となる主要植物と言えば、コウゾ、ミツマタ、ガンピが思い浮かびますね。私はミツマタを育てています。園芸店で見つけた時は、名前の通り枝が三つに分かれていたので感激しました。庭に植えた時はひょろひょろの小さな苗木で、冬に降った少量の雪で倒れたほどでしたが、今では私の背丈を超えるほど立派に育っています。
早春、公園を歩いていると、黄色い花が目にとまるため、花の印象が強いかもしれません。初夏の今の姿は、花もすっかり落ち、葉が青青と生い茂っています。調べてみたところ、今の時期に種ができるようですが、私のミツマタには実がなったことがありません。
特に害虫もつかず、樹形も勝手にドーム状に形作られ、育てやすい植物だと思います。興味のある方は育ててみてはいかがでしょうか。
(中野)
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