私の希覯本〜豆本とその周辺
今井田勲
タイトルに惹かれて手に取りましたが、希覯本といっても豆本に限定したピンポイントな内容のものでしたが
「共産圏の豆本」という一節が、ちょっと興味深く読みました。
ハンガリーは昔から豆本の盛んな国で蒐集家も多く、豆本売買による利殖のアドバイス本も存在するということ。
ロシアでも豆本は盛んらしく、そのような共産国でなぜ豆本人気が集まるのか、理由は不明と結ばれていましたが…
想像するに、共産圏の国では、本棚にずらっと蔵書を並べるという資本主義的な光景ははばかられるので、
目立たないようコレクションするのに、ミニチュアがぴったりだったのではないかと…
本当のところはどうでしょうか。
ヨーロッパの豆本には、淑女のマナー&エチケット虎の巻や祈祷書などがあったらしいですが、
古い映画のなかで、レディが手のひらサイズの豆本を持っているのを見た事があります。
舞踏会のシーンで、女性たちの扇のストラップのようにぶら下げる形で持っており、
ダンスを申し込んだ相手の男性の名をそこに書くという、正確に言うと本ではなく手帳として使っているようでした。
見た目はハードカバーのしっかりした美しい豆本だったんですが。
映画は「風と共に去りぬ」だったように思いますが、記憶がおぼろげです…
あの映画のタイトルを、何とか思い出したい…
(柚本)
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