製本ビエンナーレ入賞の感激/川島久子

製本ビエンナーレ入賞の感激/川島久子

手製本の世界と出会って15年、フランスの国際製本ビエンナーレ展に参加し、7冊目にして初めて入賞というご褒美をいただきました。 今回のテーマは世界的に有名なアルベール カミュの「異邦人」で、母の死後にもかかわらず遊び惚けて、最後には友人のために人を殺害するという残酷な内容で、不条理の認識を追求した作品でした。 師匠の中尾エイコ先生によると、私の作品(写真)は、2色の革の表紙の上に初めての試みであるグラスアートのリード線を使用したことで、インパクトのある装丁になったと言われました。...